マンモグラフィは白と黒のコントラストの写真です。白色は乳腺組織、黒色は脂肪組織に写ります。年を重ねる、または授乳歴が長いと乳腺組織は徐々に退縮して脂肪組織に置き換わるため、だんだん脂肪性乳腺に変わっていきます。したがって、より若年女性は高濃度乳腺に、年を重ねるほど脂肪性乳腺が増えてきます(図)。
しかし実際には個人差が大きく、高濃度乳腺の高齢者も多く、逆に若年女性でも脂肪性乳腺の人がいますので、まずはマンモグラフィを1回撮像してベースライン評価しないといけません。腫瘍は白く映るため、脂肪性乳腺のときは発見率が上がり、高濃度乳腺ほど発見率は落ちることが知られています。図のように不均一高濃度*高濃度乳腺と診断された方は超音波検査を追加することをお勧めします。


